【本まとめ:子育てで悩んでる方へ】『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』高橋孝雄

小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て

子育て本を読みたいけど、毎日家事や育児が忙しくて正直、本を読む時間なんてないですよね。そんなあなたに短くまとめてみました!今回は小児科医の高橋孝雄教授の著書『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』について紹介したいと思います。

この本は帯にも書かれているように「子どもを信じて見守りましょう!」というメッセージが込められています。構成は次の1~3章です。
1章:子どもの個性、能力は親から受け継いでる
2章:悩める子育て、いったいどうすればいい?
3章:病児とのかけがえのない出会いが教えてくれたこと

子どもの将来は遺伝子で決まっている

1章では、親から受け継がれる遺伝子の話が紹介されています。「トンビはタカを産まない」という言葉を使って説明されていますが、子どもの将来は遺伝子である程度決まっているそうです。

トンビの子はトンビ、タカの子はタカ。子どもがいきなり化けないということです。しかし稀に、一般的な家庭の子どもが凄いスポーツ選手になったりしますよね。それは親にスポーツ選手になる機会がなかっただけで、小さい頃に専門的な指導を受けていたら才能を発揮していたかもしれないということだそうです。

Marina

私にもまだ秘めている才能があるかもしれない!と思ったり。

自分の子どもを信じて、遺伝子の効果を最大限生かせるようにしてあげるのが重要だそうです。しかし、その秘めている才能の遺伝子を見つけるのは難しそうですよね。そんな遺伝子を探すヒントになりそうなことも書かれていました。

例えば、運動の得意・不得意や、インドア派・アウトドア派も、親ゆずりであることが研究で分かっているそうです。両親とも運動が苦手ならスポーツ選手は諦め、何か違う得意なことに目を向けてあげるといいかもしれません。

もし苦手なことがあっても、遺伝子が決めたことだとあきらめるのではなく、子どもにあった方法を見つけてあげるのが重要だと書かれていました。

お金をかけずに学力あがる?!

2章は子育ての悩みについて書かれています。母乳に悩んでいたら、ミルクでもいい。子育てに疲れたら、小児科医に相談したり助けを求める。共働きで子どもとあまり居られなくても、濃い時間を一緒に過ごせば心配しなくてよい、など親なら誰しも一度は悩む項目が取り挙げられています。

気になる勉強面についてのアドバイスもいくつかありました。例えば、早期教育するよりも実体験をさせてあげることや、習い事は長続きしなくても色々させればいいこと。子どもに「勉強しなさい」と言わないこと。自分から「勉強しようかな」と思わせるのがいいんだそうです。

子どもが自ら「勉強しようかな」てことあるの?!って思ってしましますが、一番重要なのは、勉強する意義とその先の夢だと書かれています。夢や目標が明確だったら、達成するにはどうすればいいかを考え、自然と知識をつけるために勉強し始めるのが理想なんですね。

Marina

理想は分かるけど、現実そんなうまくいくのかな。

子どもが全然勉強しないから塾に通わせたり、通信教育させたりしようと思っても、お金がかかりますよね。高橋教授は「お金をかけずに学力をあげるには、とにかく褒めること」と言っています。褒めることは子育てにおいてキーワードかもしれません。他にも、勉強面だけでなく子どもを叱るときも「褒め9:1叱る」で接するといいそうです。

幸せになる3つの力

最後の章は、高橋教授が小児科医として子ども達から教わった大事な3つの力について書かれています。それは、共感力・意思決定力・自己肯定感です。この3つの力が、子どもが幸せになるのに重要なんだそうです。

共感力・意思決定力・自己肯定感の育て方を簡単にまとめてみました。

3つの力の育て方

  • 共感力
    まず大人が子供に共感する。「そうだね」「やったね」「だいじょうぶ」など。大人が共感してあげることで、友達にも共感できるようになる。
  • 意思決定力
    意思決定能力は2歳から身につく為、その頃から自分で決める環境を作ってあげると良い。最後に決めるのは子ども自身
  • 自己肯定感
    とにかく叱らずに褒めて伝える。「廊下は走らないで」を「廊下はゆっくり歩こうね」とネガティブワードではなく、ポジティブワードを使うように心がける。

まとめ

今回は高橋孝雄著『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』をまとめてみました。3章構成ですが、比較的スラスラと読めるので、詳しい内容が気になる方は是非読んでみてください。うちの子発達が遅いのかな、勉強全然しないけど大丈夫なのかな、思春期はどう接したらいいのかな、と悩んでいる方にオススメです。明日からすぐ実践できる解決方法は書かれていませんが、高橋教授の言葉が子育てのヒントになるかもしれません。